アクション・アドヴェンチャー映画の記事 (1/26)

『バレー・オブ・バイオレンス』 アクションヒーローの犬に手を出すな!

バレー・オブ・バイオレンス [DVD]

『バレー・オブ・バイオレンス』 原題:IN A VALLEY OF VIOLENCE

監督:タイ・ウエスト
出演: イーサン・ホーク、ジョン・トラボルタ、タイッサ・ファーミガ、ジェームズ・ランソン ほか

心に傷を負った流れ者ポールが「バレー・オブ・バイオレンス」と呼ばれる町デントンにたどり着く。
その町で些細な事で悪徳保安官補佐ギリーとトラブルになり町を出るが、ギリーに寝込みを襲われて
愛犬を殺され、自身も殺されかける。ポールは復讐を誓いデントンに舞い戻る。そして、血の雨の降る
激闘が始まるのだった。(Amazonより引用)







Amazonビデオにて、イーサン・ホーク出演の西部劇『バレー・オブ・バイオレンス』(字幕版)を観ました。

犬を殺された主人公が復讐に打って出る話ということで、
キアヌ・リーブスの映画『ジョン・ウィック』を連想させますが
『ジョン・ウィック』のような華麗なガンプレイはなく、現実的な戦い方に終始しており、
なおかつ敵の人数も少ないのでこじんまりと雰囲気になっていました。

いわゆる復讐ものに分類される映画だけど、
「復讐してスカッとする」アクションというよりは、
どちらかといえば主人公が抱く恨みと苦しみが反映されたかのような
バイオレンスシーンの印象が強かったです。

普段は猫派だけど、
この映画に登場する犬のアビーは普通にかわいらしいし賢いので親近感を持ちました。
主人公とアビーが強い絆で結ばれていることが痛いほど分かるものだから、
目の前で殺されてしまった時の主人公の悲しみとショック、そして怒りがダイレクトで伝わってきた。

なので、犬好きの人にはツライ映画になっています。


「アクション映画の主人公にやってはいけないことリスト」の上位にあたる犬殺しを
町の保安官補佐(保安官のボンクラ息子)がやってしまったため、
主人公による有無言わぬ逆襲で「まさか、こんなことになるとは!」ビビる
保安官補佐と部下たちの姿が痛快です。

この辺はセガール映画っぽさを思い起こさせました。

「あいつには手を出すなと言ったのに!」と怒るトラボルタ演じる保安官が一番マトモだし、
ラストはかなり巻き込まれて、ひどい目に遭う不運な役回りでした。

主人公にちょっかいを出して痛い目に遭う酔っぱらいの神父の人、
別の映画で観たことあるな~と思って調べたら、
『パシフィック・リム』のハーマン・ゴッドリーブ博士役のバーン・ゴーマンでした。


●映画メモ


・主人公が使う拳銃は銃身が短いスコフィールド。西部劇でお馴染みのピースメーカーも登場。

・犬のアビーが賢い!画面の外でトレーナーの人が一生懸命指示を出している光景が目に浮かぶ。

・イーサン・ホークの役が心に傷を負った元兵士ということで、
 『マグニフィセント・セブン』のロビショー役と雰囲気が似ている。







バレー・オブ・バイオレンス(字幕版)

バレー・オブ・バイオレンス(吹替版)




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『ワイルド・スピード ICE BREAK』 車vs潜水艦&ステイサムのウィンク!

映画 ワイルド スピード ICE BREAK 2017 ポスター 42x30cm The Fate of the Furious ドミニク ドム ビン ディーゼル ヴィン ディーゼル ドウェイン ジョンソン ジェイソン ステイサム

『ワイルド・スピード ICE BREAK』 原題:THE FATE OF THE FURIOUS

監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、ミシェル・ロドリゲス ほか

束の間の平穏を味わうドミニク(ドム)、レティら固い絆で結ばれたファミリーたち。ところが誰よりも
ファミリーを大切にしてきたドムのまさかの裏切りでホブスが投獄され、ファミリーは崩壊の危機に。
そしてドムの背後には謎の女サイバーテロリスト、サイファーの存在が。ドムの暴走を止め、連れ戻
そうとするレティたちだったが、到底太刀打ちできない。そこで最後の手段として、ファミリーは宿敵
デッカード・ショウに協力を要請するが…。(allcinemaより引用)







●映画館の様子


観たのは字幕版。
大抵の映画館も吹替版の上映のほうが多いような気がする。
今回の吹替版は悪くないんだけど・・・。

平日ということもあって、連休中のような混雑は見られず空いていました。
映画鑑賞のお供はSサイズのコカ・コーラ。
ホントはフライドポテトも買いたかったけど、時間がなくてやめました。

本編上映前の予告編の数がやたら多く、矢継ぎ早に10本ぐらい続くものだから
せめて半分ぐらいに抑えてほしかった。



●映画の感想


シリーズも8作目となると、多少落ち着くかと思いきや、
全然関係なくパワーアップして帰ってきた『ワイルド・スピード』シリーズ。
監督が前作のジェームズ・ワンからF・ゲイリー・グレイにバトンタッチしているものの、
世界観は何ら変わっておらず、無茶苦茶なカーアクションとファミリーの絆、スキンヘッド率、
そしてバーベキューがしっかり描かれて安定した娯楽作となっています。

F・ゲイリー・グレイ監督作の『ミニミニ大作戦』にはステイサムとシャーリーズ・セロンが出演しており、
一緒に仕事をした仲です。今回は敵同士だけど。


基本、映画に登場している車は大半が銃弾を食らったり、クラッシュして炎上したりと
無傷な状態が限りなく少なく、中盤なんかは文字通り洪水のごとく大量の車が廃車になってしまう
インパクト大の映像が目白押しで思わず笑ってしまう。
「車はとりあえず壊せ!」というマイケル・ベイの映画と勘違いしてしまいそう。

挙句の果てには、車と潜水艦が戦うという『007』シリーズでもやっていないようなアクションを披露し、
観ている側の想像力を軽々とジャンプさせ、熱量をUPさせていました。


前作の敵だったデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)がある理由から
やむなくチームとして加わるのは、若干もやっとする点もあったけど、
ショウについての「実はいい奴」補正と、後半の赤ん坊との共演でチャラになってしまいました。

子守しながら敵と戦うという、
ほかのステイサム作品でも観たことがなかった貴重なシーンであり、
否応でもチョウ・ユンファの映画『ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌』を思い出させました。


観ている間で残念だったのは、
仕事場に関することが頭に浮かんでブルーな気持ちになってしまったことと、
後半で尿意を感じ始めて、少し映画に集中できなかったことです。
気持ちの切り替えはパッとしたいものです。
尿意については、観る前にトイレに行っておくべきだったと反省。

また、予告編をなるべく見ないようにしておけば、
もっと驚きや面白さを感じていただろうなという後悔がありました。
特にステイサムの無双シーンは映画館まで我慢しておけばよかった。


●映画メモ


・キューバのストリートレースが何気に好き。

・デッカード・ショウの意外な弱点が必見。

・全体的に決め台詞が生き生きしています。

・ステイサムとドウェイン・ジョンソンの絶好調な罵りあい。

・エンドロールのお決まりの注意書き。









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『宇宙大怪獣 ドゴラ』 オーノー!ワタシはお客さんデス。

宇宙大怪獣ドゴラ  [東宝DVD名作セレクション]

『宇宙大怪獣 ドゴラ』

監督:本多猪四郎
出演:夏樹陽介、ダン・ユマ、中村伸郎、小泉博、藤山陽子、若林映子 ほか

地球を周回していたTV衛星が突如爆発した事件は、放射能によって突然変異した
宇宙細胞の仕業だった。北九州地方に宇宙細胞が襲来、自衛隊必死の攻撃の前
に細胞は消滅するが・・・。(Amazonより引用)







Amazonビデオで特撮映画『宇宙大怪獣 ドゴラ』(1964年)を観ました。
監督を務めるのは『ゴジラ』(1954年)の本多猪四郎。
同じく音楽も伊福部昭。


人類が科学技術を結集し、ドゴラの弱点を探し出して、
自衛隊が陸と空から総攻撃をかけるあたりなんかは、
『シン・ゴジラ』を含めたゴジラシリーズに似たテイストなんですが、
それと並行してダイヤモンド強盗団と刑事の攻防が描かれていたのが捻りどころでした。

炭素を栄養源とするドゴラが世界各国の鉱山や工場を襲って非常事態になるものの、
思いのほか深刻さは薄めで、人が死ぬシーンがあるけれども、描写自体があっけないので
その点、子どもさんでも安心して観れる内容になっています。

ドゴラが石炭や九州にある橋を吸い上げる特撮がよく出来ていて、
昔の映画特有の光学合成ありありな場面があったりもするのですが、
そういった部分も含めて味わい深いものになっています。

ドゴラの造形はクラゲみたいな見た目で足がクネクネと動き、
他の怪獣映画に登場する怪獣と比べると、フィギュア化したら
ちょっと味気ない感じになりそう。


ダイヤGメンのマーク・ジャクソンを演じたダン・ユマが喋る日本語が何気に上手くて、
刑事役の夏木陽介と軽妙なやり取りをみせていました。
元海兵隊員で数十年にわたり日本に在住し、その後も日本映画に出演していたそうです。
しかしながら、予告で「変な外人」と紹介されているのはどうなの?




ダイヤモンド強盗団の一味の浜子役の若林映子さんは
本作でなかなかのクールビューティーぶりを発揮しており、
ゴジラ映画『三大怪獣 地球最大の決戦』のサルノ王女役とは
また違った気品と美しさがありました。
若林さんの出演作で初めて観た映画は『007は二度死ぬ』でした。







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『高慢と偏見とゾンビ』 意外と原作に沿っている?

高慢と偏見とゾンビ [Blu-ray]

『高慢と偏見とゾンビ』 原題:PRIDE + PREJUDICE + ZOMBIES

監督:バー・スティアーズ
出演: リリー・ジェームズ、サム・ライリー、ジャック・ヒューストン ほか

ゾンビウイルスが蔓延する18世紀のイギリス。片田舎で暮らすベネット家の5人姉妹は、
裕福な人との結婚を夢見ながら、得意のカンフーでゾンビと戦う日々を送っていたが…。
(Amazonより引用)







Amazonビデオにて、リリー・ジェームズの『高慢と偏見とゾンビ』(字幕版)を観ました。
なにげに製作にナタリー・ポートマンの名前があります。

映画の元々であるジェイン・オースティンの小説『高慢と偏見』は読んだことがないけど、
キーラ・ナイトレーが出演した映画版の『プライドと偏見』は観たことがあります。

ゾンビが存在する18世紀末のイギリスを舞台に、
中国と日本で武術修行を積んで戦闘能力を身に着けた麗しい5人姉妹が
ゾンビをボコボコ倒したり、人間かゾンビかを見分けるハエだとか、
ユニークな設定があるのですが、思いのほか弾けていなくて物足りない。
アイパッチ姿のレナ・ヘディも回想シーンで戦っているだけで、
その後は特にアクションがなかったのが寂しい。

ヒロインを含めて5人姉妹がいるのですが、
最初こそ5人そろってゾンビを蹴散らすアクションがあるものの、
それ以降は、ほぼヒロインのみになってしまったのが惜しい。


ホラーな面に関しては、はらわたがペローンと見えたり、
人間がゾンビに食べられてしまう定番のシーンが少なくて、そこまでグロくない仕上がり。
映倫ではG指定で、全年齢に適し ている映画になっているので
元からそういったグロいシーンは抑え気味してあるのかもしれない。
ゾンビの首が切り取られるシーンでは、ゾンビ視点にすることによって
切断面を見せない方法が採られていました。


原作本を読んでいないから違いは分からないのだけれども、
キーラ・ナイトレー版の映画を思い出しながら観ていたら、
大方『高慢と偏見』の話の流れに沿っており、ゾンビの部分を取っ払って
編集しなおしたら、普通に恋愛映画でした。

映画版を観た時もそうでしたが、
昔は今と違って連絡手段が手紙か、直に会うしか気持ちを伝えられなかったので、
すれ違いが起きてもおかしくなかったな~と思いました。

エンディングはホラー映画でよく見かける「一難去ってまた一難」だった。







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『ハーフ・ア・チャンス』(1998年) 28年ぶりの同窓会映画

ハーフ・ア・チャンス [DVD]

『ハーフ・ア・チャンス』 原題:1 CHANCE SUR DE 2

監督:パトリス・ルコント
出演: アラン・ドロン、ジャン=ポール・ベルモンド、ヴァネッサ・パラディ ほか




車泥棒で生計を立てているアリスは、亡くなった母親ジュリエットが遺したカセット・テープで、
彼女が20年前に同時に愛した二人の男性のどちらかが、自分の父親であることを知らされる。
娘として現れたアリスを前に、二人の男は自分こそが父親であると張り合うが、ドラッグ取引の
為の大金が詰まれた車をアリスが盗んでしまったため、三人VSマフィアの危険な戦いが幕をあける。
(Amazonより引用)




例によって、GYAOで期間限定で配信されていた、
アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンド共演のフランス映画
『ハーフ・ア・チャンス』を字幕版で観ました。

気になっていたけど観れずにそのままになっていた映画が
ドンピシャで配信していたりするのでありがたいことです。
また、そこそこ有名な映画(ステイサムとか)も時々配信しているし、
逆に全然無名でB級な作品も入っていてレパートリーのバランスが良い。

アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドの出演作は数えるほどしか観たことがないのですが、
2人が共演した『ボルサリーノ』(1970年)は大昔に観たことがあって、
本作はその『ボルサリーノ』以来28年ぶりに共演した作品だそうです。




ドロンか、ベルモンドのどちらかが、ヴァネッサ・パラディ演じるアリスの父親らしいということで、
血液検査の結果待ちの間、3人での束の間の親子の交流が描かれるのですが、
ドロンとベルモンドも共に年齢を感じさせるのだけれども、2人が久しぶりに共演して
ワイワイ言いながら同じ画面に収まっているだけでも満足な映画です。
2人が一緒に銃を構えるシーンで『ボルサリーノ』の曲が流れるのが粋な演出でした。

悪役のマフィアや刑事とかも出てきますけど、
アクションシーンを撮るための添え物みたいな存在で、
そこまでアクが強くない。
しまいには悪役がドロンとベルモンドの活躍ぶりに「やるな~」と感心してしまうほど。
アリスと刑事がくっついちゃうのは取ってつけた感が否めなかった。


2人とも60歳を過ぎていたので、激しいアクションは少な目だったけど、
ベルモンドがヘリから垂らした縄梯子を登るシーンを演じていたのは驚きました。
過去に出演していた刑事映画では走行する電車の上や屋上でアクションするほど
運動神経がよかったみたいです。


ブルーレイには日本語吹替音声が収録されており、
ジュリアン(アラン・ドロン)の声を故・:野沢那智さんが担当されています。




ハーフ・ア・チャンス HDリマスター版【Blu-ray】 [ アラン・ドロン ]

価格:4,665円
(2017/4/17 21:45時点)








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