アクション・アドヴェンチャー映画の記事 (1/27)

『S.W.A.T. アンダーシージ』 花火よりもドンパチをお願い!

S.W.A.T. アンダーシージ (字幕版)


『S.W.A.T. アンダーシージ』 原題:S.W.A.T.: UNDER SIEGE

監督:トニー・ジグリオ
出演:サム・ジェーガー、マイケル・ジェイ・ホワイト、エイドリアンヌ・パリッキ ほか


麻薬取引の取り締まり中に起こった銃撃戦の末、S.W.A.T.チームはスコーピオンと
呼ばれる男を署に連行する。ある秘密を握る彼は多くの組織から狙われていて…。
(Amazonより引用)







Amazonビデオで、アクション映画『S.W.A.T. アンダーシージ』(字幕版)を観ました。
コリン・ファレルが出演した『S.W.A.T.』(2003年)、ガブリエル・マクトの『S.W.A.T. 闇の標的』(2011年)に続く
3作目という位置づけですが、警察のS.W.A.T.チームが主人公である点では共通しているけど、
それ以外では特に関連がないので、いきなり本作から観ても問題ないです。
調べると、ニール・H・モリッツというプロデューサーが3作とも関わっていたのは分かりました。


マイケル・J・ホワイト演じるスコーピオンという訳ありの男を巡って、
武装集団が警察施設を包囲し、S.W.A.T.チームが身動きが取れなくなってしまうという
限定空間を舞台にしたアクション物。

ジョン・カーペンター監督の『要塞警察』(1976年)に似た話です。


中盤までは、まあまあ良かったのですが、
敵が突入して以降の展開は、如何せんこじんまりした感じで、
いつのまにやら大勢の敵が倒されちゃって、アクション的に物足りなかった。
数ではS.W.A.T.チームに勝るが、これといって強敵がいないのも気になった。

エンディングでは思わずホームドラマかなと勘違いしちゃうような雰囲気で、
ほんわかしていて、それはそれでいいんだけど、
アクション映画的にはスカッと終わってほしかったかなと。


知っている俳優さんは、マイケル・J・ホワイトとエイドリアンヌ・パリッキぐらいだったけど、
マイケル・J・ホワイトは格闘シーンが良かったので、
もうちょっと増やしておいてほしかったです。



『S.W.A.T.』、『S.W.A.T. 闇の標的 』共に観たことがあるのですが、
本作はさらに予算が減ってしまっているようで、
ガンアクションは全面的に後付けVFXになっており、
空砲だとか、弾着の類がほとんどCGに置き換えられていました。

主人公側と敵側で、それなりに銃弾が飛び交っていたのだけど、
悲しいかな、地面に落ちているはずの空薬きょうが見当たらない・・・。

せめてガトリングガンは空砲を使って、迫力を出してほしかった。
限られた予算の中で銃器の空砲代を抑えて、やりくりしているのだろうけど、
やっぱりドンパチは火薬をぶっ放してナンボです。


●Amazonビデオ(字幕版)、(吹替版)、DVD






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『八点鐘が鳴るとき』(1971年) アンソニー・ホプキンスも007になりたかった?

八点鐘が鳴るとき


『八点鐘が鳴るとき』(1971年) 原題:WHEN EIGHT BELLS TOLL

監督:エチエンヌ・ペリエ
出演:アンソニー・ホプキンス、ナタリー・ドロン、ジャック・ホーキンス ほか

アイルランド沖で、金塊を積んだ船が乗組員と共に次々と行方不明になる事件が発生。
諜報員のフィリップ・カルバート(アンソニー・ホプキンス)が調査に赴くが、そこには陰謀が
待ち受けていて・・・。








DVDには日本語吹替音声も収録されていたのだけど、
一応、英語のオリジナル音声で観ました。

1971年公開の映画で、
当たり前だけど、主役のアンソニー・ホプキンスが若いです。

今では重鎮的な俳優さんで、どちらかというと演技派な印象を持っていましたが、
この映画ではアンソニー・ホプキンスが飛んでいるヘリにぶら下がるわ、
複数の男と殴り合いをするわ、
サブマシンガンを撃つわで、
アクションをバリバリこなしていたので、新鮮に映りました。
さらに、ヒロインのナタリー・ドロンとイイ仲になったりと、
アクション以外でも活躍していたものだから、よけいに珍しさがありました。
ホプキンスが美女とイチャイチャしている印象が薄いせいだろうか。


この映画から数十年後の2002年の『9デイズ』で、
再びホプキンスはスパイ・アクション物に出演することになり、
老体に鞭打ってアクションシーンを演じていました。

1962年の『007/ドクター・ノオ』の公開を日切りに、
007シリーズが世界中で大ヒットし、その後、スパイ映画がたくさん作られました。
本作もその恩恵に乗っかろうとしたのだろうけど、
思ったほどヒットしなかったので、シリーズ化が見送られたみたい。

仮に大ヒットして、それ以後ホプキンスがアクション映画に出まくっていたら、
後年に『エクスペンダブルズ』シリーズに呼ばれていたのかな~と想像してみたり。


原作は『ナバロンの要塞』、『荒鷲の要塞』といった数多くの冒険小説を送り出した
アリステア・マクリーンで、本作の脚本も手掛けています。
肉体を酷使するアクションやミステリー、内通者の存在など、
マクリーンらしさが詰まっているストーリーでした。


アクションシーンがそこそこあって、ここぞという場面で威勢のいいメインテーマ曲が流れるのは
良かったのですが、敵が数でこそ優勢ながらも、これといって強敵がいないのが寂しく、
映画の舞台も地味なせいか、スケール的に乏しかったりも。

権利関係で国内版のDVDが販売終了となり、売り切れたら、それまでのようですが、
DVD以外だと、中古のVHSで観るか、英語が得意であれば海外盤のブルーレイで
観るしかなさそうです。




●映画メモ


・映画『八点鐘が鳴るとき』の登場銃器一覧(海外サイト)

・DVDの収録内容はオリジナル予告編ぐらい。あとは作品解説が書かれた紙が同封。



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『フライト・クルー』 おそロシアのフライト・パニック映画

フライト・クルー(字幕版)


『フライト・クルー』 原題:FLIGHT CREW

監督:ニコライ・レベデフ
出演: ウラジミール・マシコフ、ダニーラ・コズロフスキー、アグネ・グルダイト ほか

火山島からの避難通報を受け、航空機のベテラン操縦士と訓練生は救助に向かう。
溶岩流が滑走路に押し寄せる中、何とか人々を助け出すが、さらなる危機が待ち受け
ていた。(Amazonより引用)







7月にAmazonビデオで観ていたけど、
ほったらかし状態だった映画『フライト・クルー』の感想を
記憶を呼び起こしながら書いてみました。

序盤の50分ぐらいは主人公の訓練生パイロット、その恋人(同じくパイロット)、
ベテラン機長を軸にしたドラマがメインで、ちょっとメリハリが弱かったりするんだけど、
火山島に話が移ってからのパニック描写と救出劇に力が入っていて、
ハリウッド映画に引けを取らない、なかなかのロシア映画でした。

地震!火山の噴火!迫る溶岩!滑走路の距離が足りない!といった、
ピンチのフルコースが次々と巻き起こって、
主人公らパイロットに無理難題を突き付け、
結構無茶な方法で乗り切ろうとするのですが、
勢いがあるせいか、疑問や突っ込みは頭の片隅に追いやられてしまう。

大方映画を観ていたら、
「あっこのキャラは生き残りそう」とか予想がついてしまうものですが、
この映画の場合だと、
最後まで生き残りそうな人があっけなくお亡くなりになって、
逆に、すぐ死ぬだろうと思っていたキャラがキッチリ生還したものだから
普通にビックリしました。

さすが、「おそロシア」の国!


かく言う自分、実はまだ飛行機に乗ったことがなく、
学生時代に乗る機会があったのですが、
テロ事件の影響で旅行が流れてしまった経験があります。
かといって、ものすごく海外へ旅行に出かけたいという気持ちはあまりない。

こういった飛行機のパニック映画なんかを観たら、
よけいに飛行機に乗るのが億劫になりそう。


地震や溶岩の描写が迫力あるものに仕上がっていたので、
映画館のスクリーンで上映しても悪くなそうだけど、
日本ではキャストの知名度が薄いので難しかったのかも?

ベテラン機長を演じたウラジミール・マシコフは、
『エネミー・ライン』でジャージ姿のスナイパー、
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の捜査官役で
ハリウッドの映画に出演していました。


上映時間は123分となっていますが、
IMDbのサイトでは128分と表記されていたので、
もしかしたら日本版は少しカットされているのかもしれません。
映画では、いつのまにか主人公とヒロインが親しくなっていたので、
そのあたりが短縮していたのかも?

また、日本版の予告ではキャストが英語でしゃべっていますけど、
本編は、ほとんどロシア語でした。



●Amazonビデオ(字幕版)、DVD






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『スキップ・トレース』 ピンチはチャンス!

【映画パンフレット】スキップ・トレース 監督:レニー・ハーリン 出演:ジャッキー・チェン ジョニー・ノックスヴィル ほか


『スキップ・トレース』 原題:SKIPTRACE

監督:レニー・ハーリン
出演:ジャッキー・チェン、ジョニー・ノックスヴィル、ファン・ビンビン ほか


香港のベテラン刑事ベニー・チャンは、相棒ユンを殺した疑いのある香港の犯罪王ヴィクター・ウォン
を9年間も追い続け、ユンの娘であるサマンサを育ててきた。しかし、捜査中の過度の追跡により近隣
住宅に甚大な被害を与えてしまい、停職処分となり、サマンサもヴィクターの犯罪に巻き込まれてしまう。
ベニーはサマンサを救出するため、事件の鍵を握るアメリカ人詐欺師コナー・ワッツを追ってロシアへと
向かうが、なぜかベニーとコナーが追われる身となってしまい……。(映画ドットコムより引用)








久々に映画館でジャッキー・チェンの映画を観ました。
最後に観たのは『ライジング・ドラゴン』でした。
それ以後の映画もレンタルDVDとかでちょこちょこ観ているけど、
久々に痛快なジャッキー映画でした。

監督を務めているのは『ダイ・ハード2』、『クリフハンガー』のレニー・ハーリン。
レニー・ハーリンの監督作を観たのも久々な感じがします。
このところヒット作に恵まれていなかったけど、ボチボチ活躍してほしいなぁ。


今回の映画は、レニー・ハーリンの作風は影を潜め、
いつものジャッキー映画のテイストが色濃い内容でした。
ジャッキー、すでに60歳を超えているのですが、
元気に動き回っていました。実年齢より10歳は若く見える映画マジック!

いわゆるバディムービーで、主人公2人が反目しながら、
なんだかんだで仲良くなり、悪役に立ち向かっていく王道ストーリー。
それにプラスして、ロシアからモンゴル、香港を旅していき、
その土地の風情を映していくロードムービー的な側面もありました。

そこそこ辺鄙な場所を旅していたけど、その土地ごとの文化が垣間見れ、
また、笑えるアクションシーンを配置していて飽きさせない作りになっていました。
悪役の陰謀は特に真新しくなかったりするんだけど、
ジャッキーとジョニー・ノックスヴィルがワイワイガヤガヤ言いながら、
互いに影響を受けていく様子を楽しく観れて、元が取れました。


あと、登場する女性陣が皆さん別嬪さんで、
ファン・ビンビンは別の惑星からやって来たのかと錯覚しそうになる。
しかしながら、どこをどうなったら、
あのお父さんの娘がファン・ビンビンなるのかが一番の謎でした。


●映画『スキップ・トレース』公式サイト




●映画メモ


・エンドロールに定番のNGシーンがあります。

・映画のロケ地は、香港、モンゴル。

・合成の出来がよろしくない。



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『ヒットマンズ・ボディガード』 モットーは「退屈が1番です」

Hitman's Bodyguard - O.S.T.


『ヒットマンズ・ボディガード』 原題:THE HITMAN'S BODYGUARD

監督:パトリック・ヒューズ
出演:ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、ゲイリー・オールドマン ほか

凄腕のボディガード、ブライスに舞い込んだ仕事の依頼は、何度も命を狙われたことがある
ヒットマン、キンケイドの護衛だった。独裁者デュコビッチを有罪にする証言をキンケイドが
行う予定の国際司法裁判所へ向かう2人だったが、道中デュコビッチが仕向けた刺客が次々と
襲ってきて・・・。







ネットフリックスで配信が始まったアクション映画『ヒットマンズ・ボディガード』を鑑賞。
登録自体はそんなに難しくなく、ちゃちゃっと済んで、すぐに観れました。
8月18日に全米で封切られた本作は、初登場首位にランクインし、
次週もそのまま首位を飾った模様。


日本の映画館でも上映してほしいぐらい楽しいアクション映画で、
ゲラゲラ笑かせてもらいました。

よくある話といえば、それまでなんだけど、
90年代のアクション映画(『リーサル・ウェポン』シリーズとか)のノリに近い感じで、
慎重派のライアン・レイノルズと、直感型のサミュエル・L・ジャクソンのコンビが織りなす、
破壊と混乱の珍道中が面白くて仕方がなかった。

人がバンバン死に、車は弾痕だらけで原型をとどめない、ヘリは爆発炎上、
カーチェイスに巻き込まれて運河にドボンと落ちる一般市民、
口を開けば、F単語が標準語のサミュエル・L・ジャクソンのアクの強さ!

しかも最後は意外とロマンチックだったりするもんだから、思わずニンマリ。


悪役の元大統領役にゲイリー・オールドマンが扮しており、
ここ最近善玉キャラが続いていましたが
やはり悪役が板についており、安定感がありました。
殺し屋キンケイド(サミュエル・L・ジャクソン)の妻役のサルマ・ハエックは
始終口が悪くて、姉御肌な強烈なキャラだったけど、こちらも役にはまっていました。

製作費は3千万ドルということで、日本円に直すと32億円と、
そんなに高くない予算ながらも、映画の中で車や物がよく壊されていたので、
全然安っぽさを感じませんでした。


オランダ・アムステルダムの運河でボートと車による豪快な追跡アクションもさることながら、
個人的な鑑賞ポイントである、「厨房で戦う映画は面白い」という枠に本作が当てはまっていまして、
狭い厨房でライアン・レイノルズが敵と格闘し、その後のアクションシーンも泥臭くて面白かった。

『エクスペンダブルズ3:ワールドミッション』でハリウッドに進出したものの、
海賊版の流出により思った以上の成績を残せず苦渋をなめたパトリック・ヒューズ監督でしたが、
本作で名誉を挽回した感じです。
次作も心地よいアクション映画を撮ってもらいたいものです。


●ネットフリックス公式サイト

●映画メモ


・映画『ヒットマンズ・ボディガード』登場銃器一覧(海外サイト)

・エンドロールの最後に、オマケ映像があります。

・映画のロケ地は、イギリス、ブルガリア、オランダなど。

・冒頭、レイノルズが護衛していた日本人男性は『エンド・オブ・キングダム』の日本首相役の人だった。

●映画『スリープレス・ナイト』感想~厨房で戦う映画はオモロイ!~



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