『シャドー・チェイサー』 (原題:THE COLD LIGHT OF DAY)
監督:マブルク・エル・メクリ
出演:ヘンリー・カヴィル、ブルース・ウィリス、シガニー・ウィーバー ほか
眩い陽光が降りそそぐ南欧スペインの海辺。優雅にバカンスを過ごす家族と会うため、 はるばるサンフランシスコからやって来たアメリカ人青年ウィルは、まさかこの美しい リゾート地で人生最悪の恐怖を味わうはめになるとは思ってもみなかった。 海上のクルーザーから家族全員が謎の失踪を遂げ、捜査を依頼した地元警察に 突然襲われてしまったのだ。その危機を救ってくれた父親マーティンが、実はCIA工作員 というもうひとつの顔を隠し持っていた事実を告げられたウィルは、言葉を失うほどの ショックに見舞われる。まもなくマーティンは暗殺者が放った凶弾に倒れ、マドリードを さまよう孤独な逃亡者となったウィルは、自分と家族が、あるブリーフケースをめぐる 国際的陰謀に巻き込まれたことを知るのだった……。(Amazonより引用) |
例によって、Google Playでレンタル(字幕版)にて鑑賞。
アマゾン・インスタントビデオでは配信されていませんでした。
ヘンリー・カヴィルが『マン・オブ・スティール』で
スーパーマンになる前に出演した巻き込まれ型サスペンス映画です。
監督は『その男 ヴァン・ダム』を撮ったマブルク・エル・メクリ。
主人公(カヴィル)の父親役がブルース・ウィリスなんですが、
この親子似てないなぁ(笑)
ウィリスの出番は正味10分あるか、ないかです。
お話自体はよくある内容で
ブリーフケースを巡るスパイ同士の争いに巻き込まれた青年が
連れ去られた家族を救うため、孤軍奮闘します。
敵に追い詰められた主人公が屋上から決死のジャンプをしたり、
麻酔なしで銃痕の手当てをするシーンなど、適度にハラハラしました。
ドラマ自体はそんなに深くないので、物足りなさがあるものの、
後半はアクションが続き、凝ったカメラワークもあって最終的には十分楽しめた。
なによりめっけものだったのは、シガニー・ウィーバーでした。
シガニー・ウィーバーといえば、『エイリアン』シリーズのリプリー役が断トツに有名です。
最近ではゲスト出演的な大御所な存在っぽいような気がするけど、(『キャビン』とか)
この前は『エクソダス:神と王』に出演し、還暦を超えてもまだまだ現役で活躍中です。
ニール・ブロムカンプ監督版の『エイリアン』の新作には出るんかな?
で、本作ではずばり悪役です。
シガニー・ウィーバーが珍しく悪役を演じているという新鮮味に加えて、
街中で銃をぶっ放しながら、主人公たちを追い詰める姿が強烈で良かった。
聞くところによると、私生活では銃規制派らしいのですが、
劇中では一般市民を普通に撃つし、ウージー・サブマシンガンをバリバリ連射してます(笑)
「覚悟しな!」とセリフを吐きながら、
主人公の車をぶつけるシーンとか最高でした。
シガニー本人も案外、悪役を楽しんで演じていたりして?
(本作の一言)
主人公がコーラを飲むシーンはタイアップ?美味そうだったなぁ。
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