『暗黒結晶 ディープ・ファゾム』(上下)読了 とにかく勢いで進む海洋冒険もの

暗黒結晶 ディープ・ファゾム(上) (扶桑社BOOKSミステリー)

『暗黒結晶 ディープ・ファゾム』 原題:Deep Fathom

新世紀最初の日食。世界中の人々が黒い太陽から放たれるフレアに見とれていたそのとき、
巨大地震が太平洋全域を襲う。中部太平洋で沈没船探査をしていたジャックのもとには米海
軍からの救援要請が届いた。米大統領を乗せたエアフォース・ワンが太平洋上空で姿を消し
たのだ。軍に遺恨のあるジャックは渋りながらも捜索に乗り出す。一方そのころ人類学者の
グレイスは与那国島沖に沈むという〈ドラゴン〉と呼ばれる遺跡へ向かっていた。そこで彼女が
目にしたのは地震で隆起した古代都市だった! (Amazonより引用)




・『暗黒結晶 ディープ・ファゾム』のプロモ動画



紙書籍ではなく、Kindle版で読了。
ジェームズ・ロリンズの新作と言いたいところだけど、実は2001年に出版されていた作品で、
シグマフォースシリーズよりも前に書かれた小説。

日食直後に発生した巨大地震でアリューシャン列島が沈んでしまったり、
アメリカ合衆国大統領専用機のエアフォース・ワンが墜落してしまうなど、
オープニングの数ページから話のスケールが大きくて、インパクトが強かった。

海底で発見された象形文字が描かれた結晶、日本の沖縄県の海に沈んでいた古代遺跡が登場し、
前半はミステリー色が強めで、活劇はちょっぴり。
古代遺跡の中にトンネルが隠されている設定は、のちのロリンズ作品でもあったな~。
『アマゾニア』や『アイス・ハント』もそうでしたが、今回の主人公も過去に負い目を背負っています。


後半は結晶にまつわる謎が徐々に明かされ、海を中心に、アクションが増量。
話が進むにつれ、主人公らの生傷が絶えない状態に。
前半の大地震を上回る大災害の予兆、アメリカと中国の軍事衝突が盛り込まれ、
どうやって規模の大きいストーリーを終わらせるかと読み進めると、
なかなか強引な方法だったけど、勢いがあって面白く読めた。

人の死に方がそこそこグロく、どの死に方も御免被りたいものばかりだった。特に圧死。
また、でかくて狂暴な生き物が登場して、食い意地を発揮し、
安定のロリンズらしい作風がありました。



●紙書籍





●ジェームズ・ロリンズ小説感想



・『地底世界 サブテラニアン』(上下)読了

・『アマゾニア』(上下)読了 密林に眠る古代の謎




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コメント

No title
こんばんわ。ランキングから来ましたしゃんしゃんです。映画のように日食の後、本当に巨大地震が起こると怖いですが海に沈んでいた古代遺跡が登場する所は面白いですね。また訪問させていただきます。
Re: No title
しゃんしゃんさん、コメントありがとうございます!

kindle版の方が、紙書籍よりも若干安いので
お試しあれ!

小説では沖縄県や日本人女性が主要キャラで登場しています。

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