『ハイテク艤装船の陰謀を叩け!』(上下)読了 シリーズの途中から読んだけど全然楽しめた!

ハイテク艤装船の陰謀を叩け(上) (扶桑社ミステリー)


クライヴ・カッスラー、ボイド・モリソン著

グランプリ・レースの轟音につつまれるモナコ公国で恐るべき事件が発生した。国際銀行のシステムに
何者かが侵入し、多額の資金が消失したのだ。世界の巨悪と戦ってきた現代の騎士カブリーヨたちも、
自社の巨額な預金が行方不明になってしまう。事件の解明に乗りだした彼らは、銀行の頭取が逃走し、
その途中で事故死していたことを知る。当初は、この頭取が犯人と思われたが、カブリーヨは疑念をいだ
く。この裏には、強大な黒幕がいる…。(Amazonより引用)





kindle版で読了。

冒頭部分を試し読みしたら続きが気になって、
シリーズ初期作をまだ読んでいないのにも関わらず、先に最新刊を読んでしまいました。

実はダーク・ピットシリーズの『暴虐の奔流を止めろ』で、本作の主人公カブリーヨと、
オレゴン号は登場していて、今回の本が初お目見えでなかったりします。
『暴虐の奔流を止めろ』では、カブリーヨではなく、カブリリョと表記されていた。


見た目はボロ船だけど、中身は最新鋭の装備と兵器が整備された優秀なオレゴン号。
米政府からの依頼を受けて、
秘密裏に任務を遂行する海洋版『ミッション:インポッシブル』みたいな内容です。

カブリーヨが特殊メイクで中東系の人物に変装したり、ドローンを駆使して、
敵の様子を調べるといった小道具を使った場面があるせいか、
よけいに『ミッション:インポッシブル』っぽさがありました。

ナポレオンの財宝とサイバーテロが絡むという、安定のカッスラー節が展開されます。
現実ではナポレオンがロシア遠征の際、強奪したロシアの財宝の在りかについては
分かっていないみたいだけど、ロマンがあって良かった。
また、カッスラー作品の別キャラが友情出演しており、マーベル・コミックの実写映画の
「ユニバース化」みたいな様相を呈しています。


本作の敵は、ヨーロッパの銀行にサイバー攻撃を加え、大金を強奪して、
ロシアに対して復讐を果たそうと企む元ウクライナの軍人と娘。
サイバー攻撃によって銀行に預けた主人公らの活動資金が引き出せなくなってしまい、
さらなる陰謀を阻止すべく、敵のハイテク艤装船との対決が描かれています。

このハイテク艤装船が、レーザー兵器やレイルガンを搭載した強者だったため、
オレゴン号は苦戦を強いられてしまいます。
そんな劣勢の中でわずかな隙をついて立ち向かっていくのが見どころのひとつになっています。

どんなに急いでいる時でも「シートベルトは付けておいた方がいいよ」という
教訓小説でもありました。

次はシリーズの最初から順に読んでみる予定です。


・読書感想『日本海の海賊を撃滅せよ!』(上下)読了 オレゴンファイルシリーズ初期作






[まとめ買い] ハイテク艤装船の陰謀を叩け!



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