![ゼロ・グラビティ [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/414BJgcFrjL.jpg)
『ゼロ・グラビティ』
監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー、エド・ハリス
公開初日に『ゼロ・グラビティ』を観ることができました。
観たのは3D字幕版。平日だったのでお客さんは少なめ。
宇宙空間から地球に帰還するという一見シンプルなお話ながらも
圧倒的な映像と宇宙船にたどり着くまでの緊迫感、生き死についての
ドラマが90分弱の上映時間に凝縮されていました。
衛星の破片が飛んでくる所と宇宙ステーションに
たどり着こうとするシーンなんかはハラハラもの。
3D自体そんなに好きではないのですが、
本作の場合は最後まで3Dの立体感が続いていて、
宇宙空間での迫力ある映像を一層高めていました。
アルフォンソ・キュアロン監督の前作『トゥモロー・ワールド』を
劇場で観た時、驚異の長回し撮影と映画で描かれている内容に
ビビビッと心を動かされ、最後は涙を流していました。
今回もキュアロン監督お得意の(?)長回し撮影は健在で
冒頭から結構長い時間ワンカットで撮っていて、
宇宙空間を疑似体験しているかのような感覚になりました。
『トゥモロー・ワールド』でも「これはどうやって撮ったの?」というような
シーンがありましたが、本作も凄かった。
ちょっとネタバレですが、
宇宙空間からカメラがサンドラ・ブロック演じるライアンのヘルメットに寄って、
そのまま中に入っちゃう!視点は顔の横斜めからキャラ目線に移り、そのまま再び外へ。
これをワンカットで撮っていた!
いろいろ工夫して撮っているんだろうけど、
映像が自然に繋がっているので、違和感がなかった。
登場人物が3人で後半はサンドラ・ブロック姉さんの独り舞台という
キャストが少ない映画で、あとで調べたら声の出演でエド・ハリスが出てた!
ジョージ・クルーニーが演じたマット・コワルスキーのキャラが良かった。
前半はお喋りで「その話前にも聞いたよ~」と管制官に言われる始末。
でも、事故が起きてからはライアンを励まして、的確に指示を出し、
決死の決断を実行に移すザ・男前!あんた、偉いよ。
毛むくじゃらの小男の話の結末が気になるなぁ~。
エンドロールのスペシャル・サンクスの部分を見てたら、
ギレルモ・デル・トロとジェームズ・キャメロンの名前が載っていました。





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Thoughts on 『ゼロ・グラビティ』 3D長回し撮影
says... 面白そう!
これは、面白そうですね!
3Dの良さが書かれてましたが、
やはりおうちでこじんまりDVDではなく、
映画館で3Dで見るべきな作品ですか?
ピックアップされてるシーンも気になる……
なるほど、ちょっと映画館行きを検討してみます!
says... Re: 面白そう!
ハリガネさん、こんばんわ!
コメントありがとうございます。
これは映画館で観て良かった映画でした。
無重力で浮かぶ水滴や卓球、宇宙ステーション内を
移動している時の奥行き感がよくできていました。
90分弱でサクッと観れるのもお得です。
後ろの真ん中あたりの席がちょうどいい鑑賞場所じゃないかと
思いました。