
『GODZILLA 怪獣惑星』
監督:静野孔文、瀬下寛之
声の出演:宮野真守、櫻井孝宏、花澤香菜、梶裕貴 ほか
内容
オレはキサマ(ゴジラ)を倒す❕❕
映画館でアニメ作品を観たのは、2016年の『君の名は。』以来です。
ちょうどTOHOシネマズのポイントが貯まっていたため、
そのうちの6ポイントを無料券に交換して観ました。
お客さんは10人いるか、いないかのガラガラ状態で、
難なく希望する席を確保することができた。
もうちょっと人が入っても良さそうなんだけど。
入場の際には公開記念のプレゼントである「アニゴジケシ」がもらえました。
全部で11色あるらしい。注意書きによると「消しゴムとしての機能」はないそうで。
●オレンジ色のアニゴジケシ↓

『シン・ゴジラ』が公開されて少し経った頃に、今度はアニメでゴジラ映画が作られると発表されて、
二匹目のドジョウを狙うつもりなのかと、その情報に半信半疑と好奇心が半々の気持ちでした。
上映時間が89分と短めで、上映ポイントが貯まっていることもあって、
意を決して観に行ったわけだけども、今回のアニメ版『ゴジラ』は、
『シン・ゴジラ』と同じぐらい楽しめました。
89分と短い映画ではあるんだけど、
専門用語が飛び交って情報がぎゅっと圧縮されているせいか(詰め込み過ぎ?)、
物足りなさは感じませんでした。
昔のゴジラ映画や東宝の怪獣映画を観たことがある人にとっては、
ビビッと来る映像がオープニングから放出されていて、
『ゴジラ』シリーズの要素が受け継がれていました。
あの怪獣を登場させていたのは、なかなかマニアックでした。
すでに地球から人類が宇宙へ逃げている設定で、
いつもだったらゴジラが街中で暴れているという風景が
最初にちょろっとあるだけだったのが新鮮でした。
後半は主人公らが捨て身の覚悟で、
ゴジラを倒そうと総力戦を仕掛ける様子が熱く、
方法こそ違うけど、『シン・ゴジラ』っぽさがありました。
これはなるべく予告や映画の情報を見ないで、
劇場へ行ったほうがよさそうな映画で、
予告でも大事な部分を見せていないのが功を奏していました。
実写版『シン・ゴジラ』のゴジラも相当強力で、絶望的な雰囲気を醸し出していたけど、
今回の『GODZILLA 怪獣惑星』に登場しているゴジラもそれに劣らず存在感を発揮していました。
劇中ではそんなに動いていないのだけど、
やっぱり強いし、人類の言うことを聞いてくれなさそうな
絶対無比の怪獣王の威厳がありました。
まさか、アニメの『ゴジラ』で、あれだけ絶望感を出してくるとは思いもよらなかった。
ベスト・オブ・絶望。
人類、ゴジラに勝てそうにないので、逃げるが勝ち。
最近になって知ったのは、実は3部作で来年の5月に次回作が公開予定でした。
・映画『GODZILLA 怪獣惑星』公式サイト
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