
イスラム過激派のリーダーであるビンハリードの殺害作戦に関わったレンジャー部隊のメンバーが
次々と暗殺される。生き残った元レンジャーのエリック・カーターは、テロリストによる米国へのテロ
計画を知り、テロ対策ユニット(CTU)と共に手がかりを追う。
Huluにて、連続ドラマ『24-TWENTY FOUR- レガシー』(字幕版)を見ました。
以前第1話だけ見ていたのですが、なんやかんやで続きが見れずじまいでした。
キャストを一新して作られた今回の『24-TWENTY FOUR- レガシー』は、
前シーズンである『リブ・アナザー・デイ』と同じく、12話で24時間を描く構成になっていました。
24話分のエピソードを考えるのは大変なので、これは悪くない案です。
時間を刻むデジタル時計の表記や分割画面といったお馴染みの演出も引き継がれ、
主人公のジャック・バウアーはいないけど、24らしさは失われていませんでした。
製作総指揮にはジャック役のキーファー・サザーランドが名を連ねていました。
主人公はジャック・バウアーからエリック・カーター(コーリー・ホーキンズ)に変わりましたが、
ドラマの内容はシーズン1に似た感じでした。
エリックは妻を守りながら、かつて関わった、テロリスト掃討作戦の余波と
米国を狙った同時テロ攻撃を防ごうと文字通り疾走します。
予想がつかない展開やサプライズ、内通者の存在といったお約束要素は相変わらずで、
続きが気になって次のエピソードが見たくなってしまう求心力を持っていました。
1時間の間に「あれよあれよ」といろんな事が起きて、
5分10分たらずで目的地まで移動できるのかという疑問も薄らいでしまう。
今回のエリックはジャックと違って、テロの関係者に拷問まがいの尋問をほとんどしていなかったけど、
別のキャラはきっちり拷問していましたので、その辺も24らしかった。
拷問シーンについては、各関係機関から苦情が出ていたことがあるそうです。
12エピソードなので、展開は早く中だるみもそんなになかったのだけど、
後半はテロ攻撃が落ち着いて、人質を巡る駆け引きが続いてしまった印象。
Aさんの人質が助かったかな~と思ったら、次はBさんが人質に~という展開が繰り返されちゃう。
テロを扱ったドラマですので、民間人の犠牲も多少あり、
主人公側も無傷で終わらないのが24。
しかしながら、シーズン1のラストのように「ええっ!」な終わり方じゃなしに、
今回の「レガシー」は一応平穏なエンディングだった。
視聴率にシビアなアメリカのドラマ業界ですが、
本ドラマもシーズン1で打ち切られることが発表されました。
話の続きが宙ぶらりんなままで打ち切られるよりは良かったかなと思います。
・ジャック・バウアーなしの「24」が打ち切り(シネマトゥデイ)
さすがにジャック・バウアーは復帰しないだろうけど、
再度登場人物を一新して、ドラマ化をしようと思えば出来そうな気がします。
今度、日本でも『24』がリメイクされますが、
出来る前から書くのもあれだけど、中身が心配です。
24話ではなしに、12話でも良いのでは?

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