ヴェンジェンス

『ヴェンジェンス』  原題:VENGEANCE: A LOVE STORY

監督:ジョニー・マーティン
出演:ニコラス・ケイジ、アンナ・ハッチソン、タリタ・ベイトマン、デボラ・カーラ・アンガー ほか

長年の相棒を亡くし、心に深い傷を負った刑事ジョン・ドロモア。失意の日々を送っていた彼だったが、
バーで出会ったシングルマザー、ティーナの一生懸命な姿に癒され、生きる気力を取り戻していく。
ところが、そのティーナが愛娘の目の前で町のチンピラたちにレイプされる悲劇が起きる。犯人たちは
ジョンの手で逮捕されるも、大金で雇われた敏腕弁護士の力で無罪となってしまう。激しい怒りと無力
感に襲われたジョンは、ついに自らの手で犯人たちに鉄槌を下すしかないと悟るのだった。(allcinemaより引用)













Huluにて、ニコラス・ケイジ出演のサスペンス映画『ヴェンジェンス』(字幕版)を鑑賞。
2017年9月30日劇場公開作品。

原題の「VENGEANCE」は復讐という意味ですが、
自分以外の人のために復讐する、いわゆる仇討ちのこと。
同じく復讐を意味する「REVENGE」は、被害を受けた自分自身が復讐すること。


本作の監督を務めたジョニー・マーティンはどっちかというと、スタントがメインの人のようで、
日本で見れる監督作品だと、マイケル・ルーカー出演の『スケルトンマン 史上最悪の死神』(2004年)ぐらい。


勝手な思い込みで、チャールズ・ブロンソンの『狼よさらば』や『狼の死刑宣告』みたいな内容を
想像していたのですが、ニコラス・ケイジ演じる刑事が問答無用でチンピラを処刑するシーンはあるものの、
どちらかと言えば、全体的にあっさりしていまして、アクション自体も数えるほどしかなかった。
唐突に始まって、スパッと終わってしまう描き方で独特だった。
チンピラの一人をモーテルに呼び出した女性の正体は分からずじまいでした。

アクションシーンは予告で映っているシーンのプラスアルファといった塩梅。
DVDのジャケットにある爆発も一切なかったので、派手さはない。

そういった点では少々物足りず、ニコラス・ケイジの出番も少な目な印象だったけど、
なんちゃってゲスト出演みたいな感じにはならず、いつも通り真面目な演技をしていました。
エンディングで事件の被害者の親子と別れるシーンは抑えた演技で悪くはなかった。


娘の目の前で母親が暴行される序盤の場面が胸糞悪く、
その後の裁判でのやり取り、親子に降りかかる嫌がらせの数々(特にペット!)が起こって追い打ちをかける。
自分自身も負傷していながらも母親を気遣う娘の姿が健気でした。

粗暴なチンピラ4人組とその家族、敏腕弁護士役のドン・ジョンソンのキャスティングが巧くはまっていました。
ラストでドン・ジョンソンが、ヘルメット無しでバイクを運転していたのが意表を突かれた。
しかも警察署の目の前で!
ドン・ジョンソンの映画『ハーレーダビッドソン&マルボロマン』を意識しているとか?


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