ハリウッド大作戦!

カメラを止めるな!スピンオフ『ハリウッド大作戦!』

監督:中泉裕矢
製作総指揮・脚本:上田慎一郎
出演:濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、長屋和彰、細井学、市原洋 ほか


あの悪夢から、半年。
千夏はアメリカ・ハリウッド地区のレストランでウェイトレスをしている。
あれ以来声が出なくなってしまい、髪を金髪に染め、
“ホリー”と名乗って新しい人生を歩もうとしていた…。
そんなハリウッドで、またしても本物のゾンビが襲いかかる!







映画『カメラを止めるな!』のスピンオフ作である『ハリウッド大作戦!』を
ネスレ日本のサイトで見ました。
AbemaTVで放送していたのですが、すっかり放送日を忘れていたため見逃し、
後日、ネスレ日本のサイトで配信される情報を知り、さっそく見てみた次第です。

※『ハリウッド大作戦!』を見るにはネスレ日本の会員登録が必要。
配信期間は2019年4月30日(火)までとなっていました。


・ネスレ日本のサイト







スピンオフの感想


細かく感想を書きたいところだけど、
ストーリーの構造上、どうしてもオリジナルにあたる『カメラを止めるな!』のネタバレに直結してしまうため、
申し訳程度でしか書けないです。

今回のスピンオフでは監督が上田慎一郎さんから中泉裕矢さんにバトンタッチしていますが、
「カメ止め」成分は十二分にあり、前作に出演していた主要なキャストも顔を揃えていて、
尺が1時間と短くなったとはいえ、ニヤニヤとホッコリが共存する内容になっていて、
なんやかんやで楽しめました。

スピンオフなので、主役があるキャラに変わっていましたが、
話の構成はよく似ている。
スポンサーがネスレ日本なので、随所にネスレの商品が登場するのが真新しい。


低予算のホラー映画故に、赤すぎる血のり(年齢制限?)、後付けVFXの銃火等、
どうしても安っぽさが目についてしまうのは玉に瑕なんだけど、
前作同様、ワンカット撮影が売りになっていまして、
最初から最後まで撮りっぱなしなものだから、ワンカット撮影好きにはたまらない!
どこかでミスれば、最初からやり直しという作る側にとっては胃が痛くなる撮り方です。


「はい、このロケ地はまさしくハリウッドです!」と堂々と映し出す清々しさは見習いたいものです。

カリフォルニア州ロサンゼルスのサンタモニカ丘にある有名なランドマークであるハリウッドサイン。
スピンオフで、このハリウッドサインが登場するのですが、
物見事に安っぽい!

でも、そのまさかの、その安っぽい看板が意外な活躍をしていたのが
「カメ止め」らしかったです。


■メモ

・前作『カメラを止めるな!』必須

・映画『スカーフェイス』のオマージュあり。

・ホリーのキャラ名は、『ダイ・ハード』の主人公の奥さんの名前?

・ポン!



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