エルサレムの秘宝を発見せよ!

『エルサレムの秘宝を発見せよ!』  原題:Corsair

クライブ・カッスラー、ジャック・ダブラル(著)


19世紀のイスラム教指導者アルジャーマーが書き記した文書が存在する――
その情報をつかんだ米国務省は、幻の文書が眠る隠し砦の捜索に乗りだした。
イスラムと西欧との和解をもたらす文書を切り札に、リビアとの平和条約締結を
目指すのだ。しかも文書は、秘宝〈エルサレムの宝玉〉とともに隠されているとい
う。が、そのリビア上空で、米国務長官が乗った飛行機が忽然と姿を消した!
(Amazonより引用)







オレゴンファイル(ファン・カブリーヨ)シリーズ邦訳版4作目にあたる
『エルサレムの秘宝を発見せよ!』の上巻を中古本にて読了しました。

冒頭で描かれるのはソマリアの武装勢力のボスを捕まえる任務ですが、
例によって、オレゴン号の艤装を生かした大捕りものになっていて、
銃弾やRPG(対戦車擲弾)が飛び交う派手な活劇が展開。

そんなに撃ち合ったら、偽装工作にならないんじゃないの?と思うも
面白かったのでこれはこれで良かった。


前半の任務が完了して間もなく、今度は行方不明となった米国務長官を
捜索することになったオレゴン号一行。
ちなみに国務長官は日系アメリカ人女性で秀才。


舞台を陸上に移したところで、見た目はボロだけど、
実は特殊装備が搭載されているトラック(通称PIG)が登場。
このトラックは、10作目『戦慄の魔薬<タイフーン>を掃滅せよ!』にも再登場し、
新たな装備を加えて大活躍を見せています。

本作では砂漠で陸上版オレゴン号ともいうべきPIGが敵の攻撃をかわしつつ、
機関銃やミサイルで反撃して壊滅的な打撃を与える様子が痛快でした。
特にオレゴン号の作戦部長であるリンダ・ロスが、トラックの上座から
7.62ミリ機関銃をぶっ放す姿が勇ましく、その後も大活躍していた。

リーダー格のカブリーヨ会長も部下に劣らず単身で敵の根城に潜入して無茶してます。
下巻へ続く。



◆オレゴンファイル(ファン・カブリーヨ)シリーズの感想

・シリーズ②『遭難船のダイヤを追え!』の感想

・シリーズ③『戦慄のウイルス・テロを阻止せよ!』の感想

・シリーズ⑦『謀略のステルス艇を追撃せよ!』の感想

・シリーズ⑨『ハイテク艤装船の陰謀を叩け!』の感想

・シリーズ⑩『戦慄の魔薬<タイフーン>を掃滅せよ!』の感想











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