LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標

『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』

監督:小池健
声の出演:栗田貫一、小林清志、沢城みゆき、山寺宏一、皆瀬まりか、広瀬彰勇 ほか

秘宝“リトルコメット”を狙い東ドロアに潜入したルパンたち。
だが、逃走する次元を1発の銃弾が襲い…。(Amazonより引用)







Huluにて、アニメ『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』を鑑賞。
見ようと思ったきっかけは原作者のモンキー・パンチさんの死去に伴い、
Huluで『ルパンVS複製人間』が配信されることになり、懐かしくなって見ていたら、
『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』に気づいて、まだ未見だったのでこの際見てみようという流れに。

毎年TVスペシャル版の『ルパン三世』が放送されていますが、
2007年の『ルパン三世 霧のエリューシヴ』のあたりから、
リアルタイムで見る機会が減り、以降のシリーズは飛ばし飛ばしで見たような状態です。

TVの視聴環境が変わって見る機会自体が減ったのもあるし、
昔のルパンに比べて内容がマイルドになり面白味が半減した印象もありました。


今回の『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』は2014年6月に劇場公開された作品で、
アニメのレギュラーメンバーである次元大介をメインにした内容ながらも、
主役のルパンも一緒に行動している。ちなみにジャケットの色は青だった。
五エ門は登場していないが、峰不二子と銭形警部が顔をそろえ、
ラストではルパンと関わりのあるキャラがゲスト出演。


Huluでは前編と後編で配信しており、合わせて57分の短いアニメだったけど、
TVで放送しているいつものアニメと違って、画風がアレンジされ、
表現もちょっと大人な感じ(といってもPG12の範囲)で、アクションシーンも申し分なくて楽しめました。

エンディングテーマ曲が次元の生き方をモチーフにした感じで、
ジャズとロックが混じったかのような男性ボーカルの曲で映画の雰囲気に合っていました。

敵役の殺し屋・ヤエル奥崎と次元の決闘シーンは、
マカロニウエスタンの映画を思わせるような古風でありながらも、
ケレン味抜群の見せ場になっており、この時に放つ次元の決め台詞がバッチグー!
なんとなく、シャロン・ストーン出演の西部劇『クイック&デッド』のワンシーンを連想させた決闘だった。

ヤエル奥崎の食事シーンとライフルを組み立てる細かな描写といった作画も良かったです。






LUPIN the Third ~次元大介の墓標~ 前編

LUPIN the Third ~次元大介の墓標~ 後編









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