空の大怪獣 ラドン

『空の大怪獣 ラドン』

監督:本多猪四郎
出演:佐原健二、白川由美、平田昭彦、小堀明男 ほか

九州の地下洞窟で眠っていた翼竜の卵が水爆実験により孵化。ジェット機の1.5倍の
超音速で飛ぶその怪獣は、西海橋を引き裂き福岡市に襲い掛かる。(Amazonより引用)







Huluにて、1956年の公開の怪獣映画『空の大怪獣 ラドン』を鑑賞。
5月31日から日本公開される『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に合わせて、
Huluではゴジラシリーズが一挙配信されています。
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に、ラドンが登場することから
復習の意味を込めての鑑賞です。


『空の大怪獣 ラドン』は実は小さかった頃に1度見た記憶がありましたが、
他のゴジラ作品に比べて鑑賞回数が少なかった。
今回通しで見てみて、鑑賞回数が少なかった理由がなんとなく分かった気がする。

ラドンが登場するのは割と映画の後半部分でして、
もちろん怪獣映画の醍醐味である都市での大暴れシーンが用意されているのだけど、
幼少時に見た頃の本音としては前半部分にもラドンの出番が欲しかったのだと思う。



改めて本編を観直すと、上映時間が82分と短いのにも関わらず、
話の筋が練られているし、ラドンが後半部分からちょっとずつ姿を現す
「焦らし効果」が巧く作用して、それが最終的に福岡市でのラドンと自衛隊の
対決シーンを盛り上げるのに一役買っていました。

前半の炭鉱での謎の殺人事件に端を発して、日本のみならず、アジア各国にも影響を及ぼし、
どんどん話がスケールアップしていき、最後は文字通りドカーンッとしたカタルシスが
用意されているのはさすが!

ちなみにアジア各国の映像で、北京とか、フィリピンが映るのだけど、
絵で表現されていたのが時代を感じさせました。
わざわざ現地で撮れないもんね。


初代ゴジラの映画から約2年後に表に出たラドン映画だけど、
特撮に関しては、ラドンが引き起こしたソニックブームによって崩壊する建物であるとか、
ミニチュア模型の窓に逃げ惑う市民の姿を映し出すとか、なかなか作り込まれていて唸らされました。

ラドン以外の怪獣では古代のヤゴであるメガヌロンが登場するのだけど、
これが丁度いいさじ加減の大きさで、独特の鳴き声と相まって不気味さを発揮していました。
軒先にぬっと現れるシーンに可笑しみと怖さを両方感じさせた。
結局、メガヌロンは全部退治できたのか気になるところです。

地球温暖化やさまざまな要因が重なって、この世に生まれ出たラドンが
人類が持つ近代兵器によって倒される様子は悲しく見えました。

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』ではラドンがどのように活躍しているのか
期待がかかります。








・『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』公式サイト






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