映画 怒りの用心棒

『怒りの用心棒』  原題:IL PREZZO DEL POTERE

監督:トニーノ・ヴァレリ
出演:ジュリアーノ・ジェンマ、ウォーレン・ヴァンダース、マリア・クアドラ、フェルナンド・レイ ほか

アメリカ、テキサス州ダラスに向かっていたガーフィールド大統領は青年ビルの尽力によって、
暗殺の手を逃れる。しかし遊説先のダラスで移動中に大統領は凶弾に倒れてしまう。暗殺の
容疑者として捕らえられたのはビルの友人のジャックだった。ビルはジャックの容疑を晴らす
ため、暗殺を企んだ町の実力者や保安官、父親を殺した無法者に戦いを挑んでいく。







GYAO!にて配信していたマカロニ・ウエスタン『怒りの用心棒』(字幕版)を鑑賞。
配信期間は2019年7月12日まで。イタリア語音声。
劇場未公開、ビデオでの題名は『復讐のダラス』、TV放映時は『怒りの用心棒』だった本作ですが、
本編を観た後だと、用心棒の要素はあったっけ?と首をかしげてしまう。


主演のジュリアーノ・ジェンマと監督のトニーノ・ヴァレリは『怒りの荒野』に次いで2度目のタッグ。
解説によると、ケネディ大統領暗殺事件をモチーフしているそうです。

そのため陰謀の要素がストーリーの大部分を占めており、
主人公ビルの敵討ち(友人ジャック、父親)の部分が弱くなってしまった感じがしました。
副大統領の弱みとなっていた書類を巡る駆け引きも尺がなくなって、
ビルがあっけなく気持ちを切り替えてしまったかのように見えなくもなかった。

ジェンマのガンプレイ等のアクションもちょっと少なかったのだけど、
西部劇の定番である「酒場で喧嘩」や決闘シーンはあったので、
ある程度ツボは抑えていました。

本作の決闘シーンは、お互いに火のついた葉巻の明かりを頼りにして、
室内の明かりを消すと同時に発砲するというもの。
昼間の野外ではできないし、銃には1発しか弾を込めないルールのため、
2人とも狙いを外してしまったらどうすんの?と疑問符が付く決闘だけど、
映画的には趣向を凝らしていて面白かった。













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