秘密結社の野望を阻止せよ!


『秘密結社の野望を阻止せよ!』   原題:Shadow Tyrants

クライブ・カッスラー、ボイド・モリソン著


18カ月前にアラビア海で発生したエアバス失踪事件。ナポリの造船所で破壊工作に見舞われた謎の
貨物船コロッサス5。さらには西インド洋で、貨物船トライトン・スター号が、遭遇した正体不明の遭難
船による電光石化の作戦行動を受け、乗っ取られる。これら一見無関係に思えるすべての出来事の
裏には、とある秘密結社が進行する巨大な陰謀が絡んでいた。特別任務の遂行中に不穏な動きを
察知したオレゴン号の船長ファン・カブリーヨと仲間たちは、背後に秘められた計画の全貌を探り出す
ため奔走する。(Amazonより引用)




Kindle版で読了。今度の敵は古代インドで栄えたマウリヤ帝国のアショーカ王が
持っていた『智識の書』を代々受け継いできた秘密結社「無名の九賢」のメンバー。
最新テクノロジーを使って、裏から世界各国を操ろうと企む。

例によって、カブリーヨ会長率いるオレゴン号の面々は秘密任務の最中に
陰謀の一端に遭遇し、持ち前の秘密装備と高い戦闘能力で立ち向かっていくという流れです。

アクションの濃さでは前作の方が好みだったけど、
海と人工知能の組み合わせ、さらに衛星兵器も登場したりと、
相変わらずのエンターテイメントぶりで最後まで読ませてくれました。

新たにオレゴン号の秘密装備がお披露目され、ピンチの際に役立っていました。
007シリーズの新作に登場させたら面白そうな装備だと思いました。
前作の感想でも同じようなことを書いてました。⇒※感想
『007/サンダーボール作戦』の冒頭で使われた装備に似ている。


秘密結社「無名の九賢」内で仲間割れが生じて、人工知能のコロッサスと衛星兵器ヴァジュラを
始動させる計画が進み、オレゴン号のクルーは陰謀を阻止するため大忙し。

海中の作戦でアクシデントが起きてしまうのはお約束だし、カッスラーの趣味である
希少なクラシックカーと高級車も登場して物語にアクセントを加えています。
小説では1959年型のビアレッツ・コンバーチブル、ブガッティ・シロンの2台が登場。
どちらの車も非常に高い!

AUTOart 1/18 ブガッティ シロン 2017 メタリック・シルバー/ダーク・ブルー 完成品



前作で新たな仲間に加わったレイヴン・マロイが活躍し、
すっかりオレゴン号の一員として馴染んでいました。
人工知能という一見陸上が舞台になりそうな要素ですが、オレゴン号が活用できるような
展開になっていて設定が工夫されていました。



◆オレゴンファイル(ファン・カブリーヨ)シリーズの感想

・『日本海の海賊を撃滅せよ!』の感想

・『遭難船のダイヤを追え!』の感想

・『戦慄のウイルス・テロを阻止せよ!』の感想

・『謀略のステルス艇を追撃せよ!』の感想

・『水中襲撃ドローン〈ピラニア〉を追え!』の感想

・『ハイテク艤装船の陰謀を叩け!』の感想

・『戦慄の魔薬<タイフーン>を掃滅せよ!』の感想



●文庫本




秘密結社の野望を阻止せよ!(上) オレゴン号シリーズ (扶桑社BOOKSミステリー)

秘密結社の野望を阻止せよ!(下) オレゴン号シリーズ (扶桑社BOOKSミステリー)









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