映画 ザ・レジェンド

『ザ・レジェンド』   原題:OUTCAST

監督:ニコラス・パウエル
出演:ヘイデン・クリステンセン、ニコラス・ケイジ、リウ・イーフェイ、アンディ・オン ほか

12世紀、十字軍の騎士として戦いに明け暮れていたジェイコブ(ヘイデン・クリステンセン)と
ガレイン(ニコラス・ケイジ)。度重なる戦いに疲弊した2人は遠く離れた東方の地、中国へ旅
立つ。中国でアヘンに溺れていたジェイコブの目の前に、皇帝の跡継ぎ争いに巻き込まれて
いた皇子とその姉が現れ、やむなく彼らの護衛を引き受けることになる。






GYAO!にて、中国、カナダ、フランス合作の映画『ザ・レジェンド』を見ました。
配信期間は7月6日(土)〜8月5日(月) まで。

監督を務めたのは本作がデビュー作のニコラス・パウエル。
元々は第2班監督やスタントを手掛けていた人。

冒頭を除くと、映画の大半は中国が舞台なのですが、
中国の出演陣はエキストラ的な人も含めて、皆流暢な英語をしゃべっています。
変に中国語訛りの英語ではなしに、潔いまでにストレートな英語でした。
国際的に映画を売り出していくための処置でしょう。


DVDのパッケージだけ見ると、ニコラス・ケイジがババンと表に出た感じですが、
実質的な主役はヘイデン・クリステンセンでした。
ニコラス・ケイジは前半と後半のみの出番ながらもアクションシーンがあった。


お話し的には生きる目標を失っていた騎士が、中国の皇子と姫を守る旅を通して、
再び活路を見出していくというもの。

映画の規模は悪くないし、中国の自然風景が綺麗で、最後まで見れたのだけど、
これといって、特出したアクションシーンがなかったので、
スタント出身の監督が手掛けた割には物足りなさが残りました。
何気に主役2人のアクションよりも、皇子と姫を逃がすために体を張ったお坊さんの
シーンにワクワクしてしまいました。


オープニングの十字軍とイスラム圏側の戦いで、
イスラム側がクロスボウ(石弓)を使っていて、「はて?この時代にクロスボウってあったっけ?」と
調べてみたところ、クロスボウ自体は中世よりも前の紀元前に発明されていたらしい。
7世紀頃に中国からイスラム世界に伝わったみたいで、映画で登場してもおかしくなかった。
ひとつ勉強になりました。


ヨーロッパ人が中国まで旅する点についても、
後年、イタリアのヴェネチア人、マルコ・ポーロが中国まで出向いているから
地理的に遠いけど、行けないことはなさそう。
映画の舞台よりも少し前の8世紀の奈良時代、平城京にペルシャ人の役人がいたみたいだし。



●ブルーレイ、DVD、Amazonビデオ











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