
『オスマン帝国: 皇帝たちの夜明け』 原題:Rise of Empires: Ottoman
演出:エムレ・シャーヒン
出演:ジェム・イーツ・ウズモール、トゥバ・ビュユクウストゥン、ダムラ・ソンメズ ほか
1453年、オスマン・トルコ帝国の皇帝メフメト2世は、大軍を率いて東ローマ帝国の
首都コンスタンティノープルの攻略に挑む。
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ネットフリックスで海外ドラマ『オスマン帝国: 皇帝たちの夜明け』(全6話)を鑑賞。
一応ドラマですけど、エピソードの要所要所に歴史研究家による解説が入っています。
ネットフリックス配信だけあって、当時の美術セットや衣装、大人数のエキストラを
起用した戦闘シーンなどに力が入っていて、最終話まで見応えのある内容になっていました。
史実なので、最終的にどういった結末を迎えてしまうのかは分かっていたものの、
オスマン・トルコ帝国と東ローマ帝国との攻防の行方に目を離せなかった。
両陣営の登場人物共に英語の台詞をしゃべっていたけど、
見ているうちに気にならなくなったし、
登場人物が多すぎて混乱することがなかったのも良かった。
ドラマのナレーションを担当していたのは、
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』での出演が
記憶に新しいイギリス出身の俳優チャールズ・ダンスでした。
東ローマ帝国の首都コンスタンティノープルの全景や海戦シーンの一部はCGだったけど、
野外の戦闘シーンは、イスタンブールなどでロケ撮影されていたので安っぽくなかった。
ドラマ内でオスマン・トルコ、東ローマ帝国について研究しているそれぞれの専門家の人たちが
自身の得意分野を扱っているせいか、皆さん嬉しそうに解説していたのが印象的でした。
まるで、実際の攻略戦を目撃したかのように詳しく解説していてノリがいい!
オスマン帝国が攻略戦で使った巨大な大砲も再現しており、
あまりに巨大だったため1日に7回ぐらいしか撃てなかったらしい。
さらに少しネタバレですが、大砲を鋳造したハンガリー人のウルバンが、
大砲が暴発した際に爆発に巻き込まれて死んでしまった件も描いていました。
ドラマを見ている最中、ちょうどコンスタンティノープルの攻略を扱った
歴史小説『コンスタンティノープルの陥落』(新潮文庫)
ペラ読みしていました。
ドラマと同様の場面があったほか、後日談も書かれていて補完できました。
これを機に、ネットフリックスでいろんな時代の歴史物のドラマを
続々と配信してくれるとありがたいです。
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Thoughts on 『オスマン帝国: 皇帝たちの夜明け』(ネットフリックス)