映画 THE LAW 刑事の掟

『THE LAW 刑事の掟』  原題:TRAUMA CENTER

監督:マット・エスカンダリ
出演:ニッキー・ウィーラン、ブルース・ウィリス、スティーヴ・グッテンバーグ ほか

喘息の発作で入院した妹を見舞った姉のマディソンはその夜、汚職警官2人組による
銃撃事件に巻き込まれ、足に銃弾を受ける。一命を取りとめたマディソンだったが、
汚職の証拠を隠滅しようと汚職警官らが病院にやって来て・・・。







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レンタルDVDで、ブルース・ウィリスの新作映画『THE LAW 刑事の掟』を鑑賞。
案の定、ブルース・ウィリスは主役ではなく、事件に巻き込まれた女性マディソンを
演じているニッキー・ウィーランが主役でした。
ニッキー・ウィーランはオーストラリア出身の女優さん。

『ポリス・アカデミー』シリーズのスティーヴ・グッテン・バーグが出演していたのですが、
久しぶりだったので全然分かりませんでした。
キャスト欄を見て、後から気づいた。


パッケージにはウィーランとウィリスの2人が並び、
背後には横転する車や爆発シーンらしきものが映っていて、
あたかも「刑事アクション物」っぽい雰囲気ですが、
中身は病院を舞台にしたサスペンスでした。


ウィリスの出番は他のゲスト出演的な映画に比べると割と多く、
銃撃と格闘シーンも僅かながらありましたが、
ウィリスが出演する必要性はあんまり感じられませんでした。
仮にウィリスが主役で孤立無援の中、病院を脱出しようとする話だったら、
『ダイ・ハード』っぽくて良かったかも。


汚職警官に命を狙われたマディソンが銃撃で負傷した片足を引きずりながら、
閉鎖された病院内を逃げたり隠れたりするのが大まかな話の流れ。
ド派手なシーンは少ないけど、病院内で入手したAEDなどの小道具で
ピンチを切り抜けたりといった要素で話に起伏を持たせていました。


危機的な状況でいざ携帯電話を使おうとするも電波が不通だったり、
せっかく悪役以外の人と遭遇したのに言葉が通じないといった、
サスペンス映画にありがちなパターンがありました。


つまらなくはないけど、
映画館のスクリーンよりはテレビ画面で見るのが程よい塩梅の1本でした。




THE LAW 刑事の掟(字幕版)

THE LAW 刑事の掟(吹替版)










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