映画『ザ・ハント』


『ザ・ハント』  原題:THE HUNT

監督:クレイグ・ゾベル
出演:ベティ・ギルピン、ヒラリー・スワンク、エマ・ロバーツ、ジャスティン・ハートリー ほか


森の中で目覚めた12人の男女。突然何者かに狙われた彼らは、木箱の中にあった武器を
手に取り逃げ惑う。彼らはセレブが娯楽目的で一般市民を狩る“人間狩り”の標的にされて
いた。(Amazonより引用)




“人間狩り”描く問題作『ザ・ハント』戦慄の予告編


アマゾン・プライムビデオで配信していた『ザ・ハント』(字幕版)で鑑賞。
ズバリ人狩りの映画だけど、狩られる側の1人に「やたら戦闘能力が高い人物」が
紛れ込んでいたことによって、予想外な展開を迎え、1時間30分という短い尺の中でも
満足度が高かった映画でした。

ハラワタがペローンや爆死など割と人がグロく死んでいくのですが、
死に方が派手なものだから、逆にオーバー過ぎて笑ってしまう場面がありました。


富裕層vs庶民、ネットの陰謀論など、昨今のアメリカの世情を反映した感じだけど、
その辺の事情に詳しい人だったらもっと意味合いが分かりそう。

マンハントが始まった前半部分で主人公っぽい人が芋づる式に
アッサリと殺されてしまう展開が意表を突き、興味を惹かれた。

ベティ・ギルピン演じるヒロインの抜け目ない行動をさりげなく描写し、
他のキャラとは違う感じを演出しているのが良かった。
ヒロインの人物背景はあまり深くは説明されないが、元軍人らしく、
戦闘能力が高くて、時より見せるドヤ顔にインパクトがあった。

ラスボス枠で、これまた、なぜか戦闘能力が高いヒラリー・スワンクとヒロインの一騎打ちが
台所で繰り広げられるものだから見ていて嬉しくなってしまった。
台所で戦うシーンがある映画はかなりの割合で面白いのです。
戦いの最中に「ガラスは嫌!」とストップを掛けるのがシュールだった。
やっぱりガラスに激突したら痛いもんね。

ザ・ハント (字幕版)


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