
『INTERCEPTOR/インターセプター』 原題:INTERCEPTOR
監督:マシュー・ライリー
出演:エルサ・パタキ、ルーク・ブレイシー、アーロン・グレナン ほか
テロリストによる組織的な同時攻撃を受け、窮地におちいった絶海のミサイル迎撃基地。
その防衛をゆだねられた1人の米軍士官は、長年の訓練で培った戦闘技術と軍事知識で
敵に立ち向かう。
『INTERCEPTOR/インターセプター』予告編 - Netflix
Netflixで配信中のアクション映画『INTERCEPTOR/インターセプター』を鑑賞。
『ダイ・ハード』みたいな限定空間型のアクションでまあまあ良かったです。
『ダイ・ハード』シリーズ誕生以降、似たような映画がA級、B級を問わず
わんさか作られたけど、その都度見てしまう。
ヒロインのエルサ・パタキは、クリス・ヘムズワースの奥さん。
クリス・ヘムズワースは本作で製作総指揮に名を連ねていて、
ちゃっかりゲスト出演している。
・良かったところ
王道かもしれませんが、ヒロインが危機的状況に追いつめられても、
逆境に負けず「なにクソ!」精神で敵に立ち向かっていく姿にスカッとした。
追いつめられるごとに強くなっていくのが見もの。
最終的にヒロインが傷を負い、タンクトップ姿になるのが定番を抑えていて偉い。
その場にある小道具をフル活用したアクションシーンが小気味よいというか、なんだか便利。
利用できるものは何でも使っちゃう精神は見習いたい。
コーキング剤、トロフィー、ダクトテープ等々。
特にダクトテープはハリウッド作品の小道具では時々重宝されており、
応急処置や本作のような傷の手当てでも大活躍。
実際のテープの効果は分からないけど、劇中では役に立っていた印象。
発射された複数の核ミサイルを迎撃しに行くミサイルの映像は、
あんなにハッキリと見れるのかどうかは不明だけど、絵的に珍しくて
黙々と仕事をこなす様子が「陰の主役」みたいでカッコよかった。
・ここはう~んなところ
たぶん大手の映画よりは予算が少な目なのが影響しているのかもしれませんが、
主人公側も敵側も登場人数が必要最小人数で割とこじんまりしているのが目につきました。
ミサイルの迎撃指令室に詰めているのはヒロインを含めても4人しかおらず、
上官は登場して早々に殺されてしまう。
大事な軍事施設なんだから、もっと人がいてもいいのでは?警備とか。
対する敵側も主人公らよりも人数は多いものの、それでも10人以下という体制。
登場人物が少ない分、話の展開が早くてよかったのですが、
応援の特殊部隊が到着するまで「あと何十分!」と連絡が来たあたりで
緊迫感が若干薄れてしまった感もあった。
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