映画『ドント・サレンダー 進撃の要塞』









映画情報【スタッフ・キャスト】



『ドント・サレンダー 進撃の要塞』   原題:FORTRESS

監督:ジェームズ・カレン・ブレザック
出演 ブルース・ウィリス, ジェシー・メトカーフ, チャド・マイケル・マーレイ ほか


暗号通貨企業のCEOポールは、元公務員の父・ロバートの面会のため
老人ホームを訪れていた。しかし、ポールの車には追跡装置がついて
おり、保養所は巨大闇組織の武装集団に占拠される。
しかし、一味の姿をみたとたん老いたロバートは豹変。瞬時に銃撃で迎
撃したのだ。実はこの保養所、元CIA工作員たちの引退後の住処であり、
要塞だったのだ!CIA工作員として長年闇組織と戦い、命を狙われ続け
ていたロバート。ポールは、父の正体を知り驚愕する。闇組織の狙いは、
要塞心臓部の占拠と仮想通貨6億ドル。そして、因縁の敵であるロバ-ト
の命だ。今、老練なる兵士が最前戦に復活する!(Amazonより引用)




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【映画の感想】




『ドント・サレンダー 進撃の要塞』(字幕版)で見ました。
最初はAmazonビデオで見ようとしていたのですが、
DMM.comの価格のほうが安くて、レンタル視聴期間も7日間と長めだったので、
DMMを選びました。


なんとなく予想は付いていたけど、
『ダイ・ハード』みたいなものを期待してしまうと正直ガッカリしてしまう作品。

ブルース・ウィリスが失語症で俳優業から引退したのは知っていたので、
劇中でのウィリスの演技が一本調子で、メリハリがなかったのは止む無し。
一応それなりに出番はあるし、見せ場も用意されているけれども、
複雑な動きが極力抑えられていたのが寂しい。
息子との会話シーンも、カットの切り返しが大半で別撮り感が強かった。


てっきり悪役に占拠された要塞内を主人公が隠れながら反撃する内容かなと思いきや、
悪役が要塞に突入してくるのは映画が始まって半分ぐらい経ってからという展開。
その間に戦いはあるものの、もう1回観直したいアクションは少なく、
悪役自体もそんなに強そうに見えないのがマイナス。


重要な秘密の施設の割には、入り口の管理が雑だったり(蓋を開けっ放し!)、
ドアを守っているのが軽装備の守衛2人だけだったりする、ガバガバな設定。
せっかく舞台を元CIA工作員の保養所にしているのに、
ウィリス以外の元CIA工作員が悪役達に対抗するシーンがないのは
なんだか宝の持ち腐れのような気がする。
フェンスを切ったぐらいで潜入できてしまうのは駄目だろう。


演出が行き届いていない部分がいくつかあり、
保養所の守衛が狙撃されて全滅するシーンで、
ほとんど映像に映さないで処理してしまうのが勿体なかった。


そんな感じで出来としてはムム・・・なんだけど、
続編が作られているので、そのうち日本でも見れるでしょう。


【映画 商品リンク】



ブルーレイ、DVDの発売日は2023年1月6日予定。


Amazonビデオ➡『ドント・サレンダー 進撃の要塞』(字幕版)

映画『ナイト・サバイバー』の感想➡https://waseyahis.blog.fc2.com/blog-entry-4242.html

映画『沈黙の鉄槌』の感想➡https://waseyahis.blog.fc2.com/blog-entry-4085.html



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